仕事の中にあるやりがいとは

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やりがいって一体?

就職活動を行っている人に「なぜその仕事を選んだのか?」という質問をすればやりがいを感じるからという答えは少なからず存在するほど、仕事を選ぶ際に使われる言葉が「やりがい」です。勤めたい会社の人気ランキング上位を占めている会社もよく、やりがいのある仕事と言いますが、そもそもやりがいとは一体どのようなものなのでしょうか。
やりがいのある仕事ということをとても重要なキーワードで考えている人は多くいます。人気のある会社選ぶ理由にはやりがいのある仕事ができそうだからと答える人が最も多かったそうです。ではこのやりがいがある仕事とはなんでしょうか。
給与面などの待遇だけではなくやりがいで仕事を選ぶのですから、このやりがいというものが明確でなければなりません。このやりがいを説明する場合には意外と多くの人が明確に説明できないことが多いです。このような状態になってしまうことにはやりがいがある仕事というのが、やりたい仕事というイメージになっていることが挙げられます。

やりがいって一体?

やりたい仕事とやりがいのある仕事

やりたい仕事とやりがいのある仕事は何が違うのか、という点です。やりたい仕事というのは単純にやってみたいという仕事です。小さい頃から憧れていた仕事などが例に挙げられると思います。
ではやりがいのある仕事とは何かと言えば、やりがいを見つけることができた仕事というのが正解です。つまり、やりがいのある仕事というのは会社や企業に用意されているものではないということです。ではこのやりがいを見つけることができたという具体例を紹介しましょう。

やりたい仕事とやりがいのある仕事

製造業でやりがいを見つけた例

機械部品の製造工場にて働いている人がやりがいを見つけた例を紹介します。
工場のベルトコンベアで流れてくる製品の組み立てをすることが仕事ですが、同じ工程を繰り返し繰り返し作業することが仕事ということを考えると一般的に使われているやりがいのある仕事とは思えないかもしれません。しかしこの人はこの繰り返し行われる作業をどれだけ効率化し、1回の工程でかかる時間を短縮できるかどうかというやりがいを見つけることができ仕事を楽しんでいます。
もしこの人が別の仕事をしていたとしても、きっと工夫をして目標を達成していくことに楽しみを見出すことができるはずです。他の人がやりがいがある仕事をしたいという抽象的なものを探している間に、この人はその仕事で具体的なやりがいを見つけて仕事を楽しんでいるはずです。
やりがいは誰かに与えられるものではなく、自らで見出すものということを理解しないと、どれだけ働いてもやりがいのある仕事には出会うことができないかもしれません。

製造業でやりがいを見つけた例