ありがとうの言葉が嬉しい介護士
最初に感じるやりがい
介護士をしていて最初に感じるやりがいは、高齢者の方とのコミュニケーションを取ることが楽しいということです。大変だと思われがちな高齢者とのコミュニケーションですが、その人生経験の豊富さから高齢者の方の話を聞くことは飽きることがありません。高齢者の方たちとのコミュニケーションによってコミュニケーションスキルも磨かれていきます。ときには、言葉遣いについても高齢者の方たちが指導してくれることもあります。
そして介護の仕事を通して地域に住む人たちとの交流や利用者の家族との交流もあり、コミュニケーションのスキルが成長していくことにやりがいを感じることも少なくありません。
創造性がある
物作りがとても楽しいという方は介護士という仕事の多くにやりがいを見い出すことができます。介護士の仕事現場ではレクリエーションなどが開催されるため、そのための物作りが豊富に用意されています。イベントの飾り付けや手料理まで作ることがあるので物作りをして誰かを楽しませることができます。
また、レクリエーション自体を考えることがあるため、どのようなイベントをすれば楽しんでもらえるのか、喜んでもらえるのかを考えます。このような何かを作るということがやりがいに感じる介護士の人は多くいます。
元気になっていく姿を見れる
介護士は生活全般に関する補助を行っていく仕事ですが、その仕事がすべてではありません。一人で生活できる目標に向けてかえって補助をしないという、仕事もあります。その人ができること、できないことを正確に判断して、無理のない範囲で一緒に行っていくということが大切な仕事です。
このような仕事をしていくうちに、徐々に施設に入ったばかりの頃はできなかったことができるようになっていく姿を見ることができます。お風呂に一人で入れるようになったり、洗濯などの家事などができるようになっていくと働いていて良かったと大きなやりがいを感じる人も多くいます。
人生について学べる
高齢者の方たちに囲まれて仕事をしていくということは、人生で多くの経験をしてきた人たちと接することができるということです。介護士の仕事現場では高齢者の方たちから多くのことを学べるチャンスがとても多く存在しています。
仕事への取り組み方に対してもそうですが、亡くなってしまう方も看なければいけません。これらは他の仕事ではなかなか経験することができず、教えてもらうこともできません。介護士だからこそ学ぶチャンスが多い人生についての勉強を教えてもらえます。